2011年4月11日月曜日

ながぐつプロジェクト参加者の皆様へ

亘理町の方より1通の手紙を預かりました。
募金をしてくださった皆様への手紙です。一部を抜粋して掲載させて頂きます。




ながぐつプロジェクトの皆様へ

今回はほんとうにほんとうに、色々とありがとうございました。

まさか自分がテレビの中のような津波と避難所暮らしを経験するとは思ってもみなかった。
あの1日が夢のような出来事で・・。家や車が流されていくのを、取り残された家の2階から見ていた時は、もしかしたら死ぬかも・・と本気で思いました。
一晩を家の2階で、津波の恐怖と子供の行方のわからない不安で、寝られる訳もなく、とにかく明るくなってくれるのを待つだけでした。
次の日になって、ヘリコプターが上を飛んでいるので、小4の息子がとにかく目立つものをと、傘やら1年生の時に使ったランドセルの黄色いカバーやらをヘリコプターに向かって振り続けました。

このまま取り残されるという不安から、振り続けていましたが、その息子が突然、「なんで誰も気づいてくれないのー」と前日から一度も泣かなかったのに、涙を流して泣き崩れました。
私は「大丈夫だよ、大丈夫だよ、今に助けに来てくれるから」と笑っていましたが、一体いつになるか判らない状況が怖かった。
あと数分違っていたら、間違いなく車の中で津波に遭う状況でした。

日が経てば経つほど、人のありがたみが毎日のように感じることが出来、日本もまだまだ捨てたものではない思いが日に日に感じられました。
毎日の避難所生活に、人の嫌なところが見えてきたり、ズルイところが見えてきたりと、我慢を必要することもありますが、日が経つにつれて、ボランティアの方々に接する機会が増えてきました。

毎日家の片づけをしていると、京都や岡山などの遠く離れたところから1人で車を運転し「お手伝いをすることはありませんか?」と声をかけてくれて、水やら食料やらガソリンまで置いていく方々もおりました。本当にありがたく尊敬する日々です。
自分にここまで出来るかと問えば・・きっと出来ない・・。
ほんとに、いい人っているんだと、心が温かくなります。

世の中にはこの事態を使い、心無いことをする人がいるというニュースの中、こころ温かい人に出会うと嬉しくなります。
そんなときに「ながぐつプロジェクト」の皆さんとの出会いでした。お話を頂いてから1週間もかからず、しかも自ら持って届けてくださるなんて、ほんとにスピーディな心のこもった対応に感謝しております。
せっかく届けてくださった日に留守をしてお会いできなかったこと、お礼を申し上げられなかったこと、申し訳なく残念に思っております。

未だに電気、ガス、水道どれも復旧のめどが立っている地区ではありませんが、近々、水道が戻るような気がします。
少しずつですが家もきれいになり、生活にも慣れてきました。

アパートも借りることが出来、避難所生活もそろそろ終わりですが、これから先はまだまだ長いですが、皆様の温かい思いを胸にがんばりたいと思います。
本当にありがとうございました。
私もそういう人になれるようにがんばりたいと思います。

ありがとうございました。

*誤字、脱字お許し下さい。


机も何もないところで書きましたので、読みづらいと思います。失礼しました。

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